当院に来院される顔面神経麻痺の患者さん達は男女差はほとんどなく、重症度も様々です。
【過去に来られた患者さん達】
発症時は重度と言われ、9〜12月の4ヶ月間は全く麻痺が改善せずに5ヶ月目で少しづつ動き出したFさんもいれば、入院中にお電話で「昨日いきなり顔面神経麻痺になりました。今日入院時に重度と言われました。今日からのステロイド点滴が終わったら鍼に行きます。今はまったく右の顔が動きません。」と言って予約されたOさんは病院を退院後、当日に来院された時には9割回復されていました。
(この回復の早さは今までで1人だけ。初めてでびっくりです。入院先のドクターも「退院する時は回復してないけど落ち込まない様に。」と言われていたので、そのドクターがびっくりされた様です。)
【一般的な顔面神経麻痺、発症から完治までの流れ】
①発症した日に驚いて病院に行く。
②当日か翌日に入院。
③10日前後の入院で炎症を抑えるステロイドと抗ウイルス剤の点滴。
④点滴してもほとんどの場合は2週間ほどは改善傾向が見られない。
⑤退院時にビタミンB12と血流促進の薬を処方され、とりあえず飲み続ける事になる。
⑥病院(西洋医学)では薬を飲む以外にやることが無く、薬を飲むだけが心配になり色々検索して『鍼施術』を見つけて相談してみる。
⑦顔面神経麻痺を発症する方は、慢性的な睡眠不足、肩こり、ストレス過多、頭痛をもっている方が多く、自律神経が乱れている方が多いです。私の経験では専業主婦の方でも神経質、心配性の方などは顔面神経麻痺になる方が多いです。
(顔面神経麻痺には、顔面神経が頭蓋骨内から耳下の穴を通り、顔面に出てくる箇所で神経圧迫を受ける場合や、ヘルペスウイルス(ベル麻痺)、帯状疱疹ウイルス(ラムゼイハント症候群)による麻痺があります。)
⑧顔面神経麻痺に『経絡治療』と『局所治療』の鍼施術をする事により、自律神経の乱れを改善して筋肉の弛緩や血流の改善、麻痺した顔面神経の回復をうながします。これが鍼治療をする最大の理由、メリットとなります。
⑨程度にもよりますが、軽度の方は発症から1ヶ月程度、中度で2ヶ月程で神経の麻痺が回復しだして、回復に向かいます。
その際に薬だけだと顔のこわばりや硬さが後遺症として残り、共同運動が出てしまう事もあります。
先程書いた様に、鍼施術は筋肉、血流、顔面神経に適度な刺激を入れる事ができるので限りなく後遺症を防ぐ事が出来ます。
この様な事で顔面神経麻痺に鍼施術は効果的という事が出来ます。
後遺症が残ってしまった方の為の鍼施術も当院では行っており、喋りにくさやこわばりを軽減しています。
発症してすぐの方、時間が経ってしまっている方でお困りの方はお気軽にご相談ください。
【顔面神経麻痺に強い鍼灸院】
元町BaseBody鍼灸院
横浜市中区元町5-196-13-5F
tel: 045-641-5533
mail: info@mbb2010.com
hp: https://www.mbb2010.com
秋山 俊之(あきやま としゆき)
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※効果には個人差があります
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