つ本日、初めて来院された患者さんは今年の2月に顔面神経麻痺になった方でした。

 

発症から現在までの流れは

①発症後に病院でステロイド点滴を10日間。

②退院した後は血流促進、ビタミンB12の薬を服用するが１ヶ月ほど経っても状態に変化は無し。

③その後、診察で医師からは「もうやる事がない」と言われてしまった。

④何か良い治療はないかと調べていたら、鍼が良いと書いてあったので近所の鍼灸院に行き、毎週1回鍼を受ける。

⑤発症から3ヶ月が経ったが、まだ鼻、頬、口に上手く力が入らない状態。

⑥このままの治療で良いのか？と心配になり、当院に相談の連絡がありました。（当院ではセカンドオピニオンとしてのご相談も受け付けています）

 

まず

病院でのステロイド、血流促進剤、ビタミンB12剤は顔面神経麻痺の治療では必ずやる基本の治療ですね。その後「もうやる事がない」とドクターから言われてしまうのも良くあるパターンです。（苦笑）

その後に行かれた鍼灸院では鍼とお灸を施されたとの事でしたが、同じ鍼灸師としては、この患者さんは『何故この鍼がここに刺されるのか？』『なぜこのお灸がここにされるのか？』『なぜこの鍼が顔面神経麻痺に有効なのか？』そして『この症状は〇〇という過程で回復していくんです。』という様な詳しい説明をされなかった事が動きが悪いお顔の場所がある事を含めて心配にさせてしまった原因だなと思います。

切り傷や捻挫などであれば、回復傾向が目に見えてわかりますので怪我をした人は治ってくると安心感がありますが、顔面神経麻痺は目に見えない所で起こる傷もない症状で、場合によっては後遺症が残ってしまう場合があります。

ですから、多くの患者さんは完治するまで漠然とした心配を抱えています。

麻痺の程度、治療・施術を始めた時期、様々なケアの頻度などで回復具合は左右をされてしまう事もありますが、適切な治療・施術をすれば、元の状態にまで回復する可能性は十分あります。

後は治療・施術をする側の人がしっかりと、今どの様な状態で、今後はどの様に回復していくかの計画を患者さんにしっかり伝え、その治療・施術に安心して通える環境を作ってあげる方が大事だと考えます。

勿論、治療・施術内容も重要ですが、患者さんに現在の状態を理解してもらう詳しい説明、安心して治療・施術を受けてもらえる言葉かけは重要ですね。

 

元町BasseBody鍼灸院は病院や他の鍼灸院に通っているが症状が改善しない方のセカンドオピニオンとしてもご利用いただけます。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

【顔面神経麻痺に強い鍼灸院】

元町BaseBody鍼灸院

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※効果には個人差があります