今日は顔面神経麻痺の「ラムゼイハント症候群」です。

 

前回のベル麻痺に続き、今回は顔面神経麻痺の代表的な病名である

「ラムゼイハント症候群」の簡単に分かる説明です。

 

②ラムゼイハント症候群

ラムゼイハント症候群の原因は、体内に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウィルスの活性化が原因です。

疲れやストレスなどで免疫能力が低下した際に隠れていたウィルスが活性化して発病します。

 

ラムゼイハント症候群がベル麻痺などと大きく違う点は

「耳の痛み、口内炎、耳介の帯状疱疹、耳鳴り、難聴、めまい」

を伴うことが多い点です。

 

ラムゼイハント症候群の自然に治る確率は約三割。一般的な病気に比べると低めです。

投薬による治療を行なった治癒率は約六割まで上がります。

ここで早期に鍼治療を加えた場合は更に上がり、八〜九割程に上がります。

（早期である程）

 

 

最後に③「中枢性の麻痺」

原因は脳梗塞、脳出血、脳血管障害となりますので前に述べた

①ベル麻痺や②ラムゼイハント症候群とは違い、命に関わる可能性も

出てくるので早急に医師による診察と処置が必要です。

（発症割合は一割程度・同時に上下肢の麻痺などが出現）

※効果には個人差があります